Web開発者の日常

主にプログラミング関連。たまに日常も綴ります。

pixiv インターンレポート

time 2013/09/23

おはようございます。
清々しい朝ですね… 小鳥が鳴いています。

先日 (前々回) の記事で触れた東京旅行は 8 日に終わり、無事札幌に帰ってきましたー。

そして、先日夏休みが終わりました。

今回のメインイベントである、 pixiv 夏のインターンシップ「pixiv SUMMER BOOT CAMP -2013-」についてのレポートを書きたいと思います。

 

サーバールーム

代々木駅または、千駄ヶ谷駅から歩いて10分ほどの場所に位置する、ピクシブ株式会社のインターンシップに参加してきました。

期間は 8/19 から 8/30 までの2週間 (土日を除いた、実質10日間)

エンジニア、デザイナー、ディレクターと職種別に分かれています。

エンジニア職が3人 (男2, 女1)
デザイナー職が1人 (女)
ディレクター職が4人 (男1, 女3)

女性率が高いのは、 pixiv がイラスト SNS 故なのでしょうか。

年齢層は 19 ~ 23 歳。

北は北海道から南は沖縄まで、全国から集まった 8 人の中の 1 人として、日々刺激を受けながら課題に取り組んできました!

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課題

ゲーム作成

最初の課題は、全職共通で取り組むチーム課題でした。
3~4 人で構成された 3 つのチームに分かれ、人を楽しませるゲームを作るという課題に 3 日間取り組みました。

初対面の人とアイディアを出し合って纏めるのは難しいもので、人を楽しませることのできるアイディアはそう簡単には出てきません。

3日間という短期間で、ゲームのルールを考えプロトタイプを作成し発表しなければならないのこと、全員がエンジニアではないことから、所謂ゲーム機やパソコン、スマートフォンを使ったデジタルなゲームではなく、ボードゲームやカードゲーム、パーティーゲームなどアナログなゲーム作るという縛りがありました。

普段デジタルに触れていることが多いので、この縛りによりアイディアを出すことのハードルが上がったように感じます。

半日かけて 3 人で絞り出したアイディアをメンターの方に見ていただいたところ、少なすぎるという厳しい指摘が…。そこで、各自翌日までに 10 個アイディアを出してくるという宿題を設け、初日は定時で解散することに。

翌日、情けないことに 10 個も思い付かず… 行きの電車の中で思考を巡らせていると、ひとつのアイディアが浮かんできました。

再びチーム内でアイディアを出し合ったところ、なんと僕のアイディアが採用されました。

後は、実際にプロトタイプを作成し、問題点を挙げ、ブラッシュアップしていきました。

最終日は 3 人で作業分担し、成果発表に望みました。

これは、実際の発表で使った資料です。


駒の裏側に、プレイヤーにしかわからない情報が書かれていて、お互いにその情報を探りながら対戦するというアイディアは、軍人将棋を元にしました。

線方百繋は、お互いに相手の戦略を予想しながら、限られたコストという制約の中で敵地まで駒を繋げるボードゲームになっています。

線方百繋

両親に実際に遊んでもらいました

成果発表での質疑応答で、審判が必要なためハードルが高く、またコスト計算により手軽さに欠けるから、デジタルに落とし込む方が良いというアドバイスを頂きました。

本当に、その通りだと思います。

ちなみに、両親からも同じような指摘を受けました。

そこで、現在オンライン対戦ゲームとして開発中です。

完成したら公開するので、是非遊んでみてください。

 

サービス開発

共通課題を終えて、職種毎に課題が分かれました。

エンジニア職は 7 日間の新規サービス開発

デザイナー職は新規事業立案と UI 改善案

ディレクター職は新規事業立案と WordPress

ここから先は、各自単独で取り組む課題です。

僕はエンジニア職で参加したので、エンジニア職の課題について説明します。

1日目はアイディアを出すまでに時間を費やしてしまいました。エンジニア職の課題は予想以上に自由度が高く、 pixiv の新しい機能でも、新規サービスでも良いというものでした。

pixiv に来たからには pixiv に関係無いものを作るわけにはいかないと思い、初めは pixiv の新機能を考えていたのですが、挫折しました。最近の pixiv は機能的にかなり充実してきており、思いつく機能がほとんど実装されていました。

そこで、 pixiv から一度離れて、自分が欲しい、使いたいと思うサービスを考えてみることにしました。

その結果思いついたのが… 俗に言う ROM 専ユーザ、つまり絵を投稿しないで閲覧するだけのユーザのための、イラスト収集の効率化です。

Web 上には、可愛いイラスト、美しいイラスト、格好良いイラスト等…様々なイラストが数えきれないほど公開されています。そのイラストを自分の趣向に合わせて効率よく集めることができないか… そう考えて新しいサービスを開発しました。

その名は Illust Bookmark

何の捻りもない、そのままの名前です。

pixiv が絵師さんのためのイラスト投稿サービスなら、 Illust Bookmark は ROM 専のためのイラスト収集サービスです。

あらゆる Web 上で公開されている画像をブックマークすることができ、そのブックマークを共有することができます。

共有されたブックマークはユーザによってタグが付けられ、分類を容易にします。

発表資料はこちら

質疑応答で、このサービスの根幹を揺るがす致命的な問題点が指摘されました。それは、無断転載です。絵師さんが無断転載と感じて不愉快な思いをする可能性があると指摘されました。

現時点で、画期的な解決策はありません。ですが、最低限 Tumblr との差別化として、 pixiv のように Referer (参照元 URL) を確認することにより、 Illust Bookmark でのキャッシュが他のサイトに使われることを防ぎ、無断転載を広げないようにする工夫を導入しています。

他には、ブックマーク元のページを定期的に監視し、 404 が返されるようになった (リンク切れが発生した) 時点で検索対象から外すという対応策が考えられます。

この辺りは一筋縄ではいかない難しい問題だと思うので、複数の視点から改善していかなければならないと思います。

このサービスはいずれ公開する予定です。

 

感想

仁義

ピクシブの社内会議への参加など、貴重な経験をさせていただきました。内容は書けませんが、非常に勉強になりました。

ピクシブの社員の方々には面白い人が多く、皆さん生き生きと仕事をされている雰囲気が伝わってきました。それは、 pixiv が好きで仕事をされているからなのだと感じました。

このインターンシップを通して、普段お会いすることのない他の分野方々と同じインターン生として 2 週間過ごせたことも貴重な経験の 1 つです。インターン生の皆さんありがとうございました。

最後に、課題に取り組むにあたって相談に乗って下さったメンターの方々、暖かく見守って下さった社員の方々ありがとうございました。

 

以上、 pixiv インターンレポートでした!

ピクシブ広報ブログの方で今回のインターンシップに関する記事が公開されています。

ピクシブ タイムス | 広報ブログ — 「pixiv SUMMER BOOT CAMP 2013」レポート!

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